眼精疲労で医者に行く前に

眼精疲労で医者に行く前にとは

眼精疲労で医者に行く前に
眼精疲労で医者に行くことは珍しいことではありません。

特に眼精疲労のうち、目を休めても疲れない眼精疲労や、 眼、頭、首、肩、手足などに痛み、しびれ等の異常がある場合、 自律神経失調症などの症状がでる場合は早急に医者に行くことが勧められます。

言い換えると、休めば治る眼精疲労は、 当サイト内の眼精疲労対策でも十分効果があるものの、 それ以外の症状が出る眼精疲労は一度医者に見てもらうべきです。

医師によっては、「眼を使わない」、「VDT作業以外への転職」等を勧められることもありますが、 眼精疲労によっては、それほど重要な選択が必要な場合もあります。 ここでは、眼精疲労と医者について、紹介しています。

原因を特定する

近視、遠視、乱視、弱視、斜視、自律神経失調症、VDT症候群、ドライアイ、全身の血流悪化、目元の血流悪化など、 眼精疲労の原因は様々です。

医者に行くことは、これら原因を特定できるため、 より正しい眼精疲労対策をすることができます。 特に、ご家庭や職場での眼精疲労対策が功を奏しない場合、医者に行くことを検討すべきです。

これは、コンタクトを使っているのでドライアイが眼精疲労の原因だと思い込んでいた人が、 実は緑内障であったり、VDT症候群だと思っていた人が実は乱視が原因であったなど、 眼精疲労患者の思い込みと勘違いがよくあるためです。

眼精疲労で医者に行くべき基準

医師によって異なるものの、眼精疲労の診断基準として、
  1. 眼精疲労症状が出ること
  2. 頭痛、首、肩、手足に異常が出ること
  3. 精神に異常が出ること
あるいは、
  1. 目は疲れるが休めば治る
  2. 休んでも目の疲れが取れない
  3. 目だけでなく、その他の箇所への影響が大きい
など眼精疲労の重症度を測る基準が存在します。

眼精疲労のうち、休めば治る眼精疲労以外、 あるいは眼の痛みや不快感、急激な眼の変化、頭痛、肩こりなどの症状が出る場合、 他の部位への異常が見られる眼精疲労は、 医者に正確に診断してもらうことをおすすめします。

医師に行くための準備

眼精疲労で医者に行く前に、病院の情報は重要です。
特に検査、検診項目に「眼精疲労」がない場合、医者にいっても徒労に終わる可能性があります。

また、眼精疲労の更に詳しい情報(コンタクト、頭痛、目の痛み、VDT対策)があると、 眼精疲労にある程度知識のある医師がいると判断できます。

眼精疲労の各種症状は眼の疾患と同じであることも珍しくないため、 最初は眼の総合的な診察をしてくれる病院が良いでしょう。

基本的な目の検査項目は以下の通りです。
  • 視力検査
  • 屈折検査
  • 眼圧検査
  • 調節機能検査
  • 眼位検査
  • 立体視機能検査
  • 眼底検査
  • など

医者に行く準備

医者に行くと必ず「事前質問」や「問診」があります。 問診票にない内容でもより詳しく説明できることで、 より正しい検査結果が出て、眼精疲労が軽減できる可能性が高まります。
  • 発症時期
  • 症状(全て)
  • どのような作業中に気づいたのか
  • どのような作業中に頻繁に起こるのか
  • 職場環境、家庭環境
  • スマートフォン、PC、TVの利用時間(あれば、モニターの設定)
  • 時間の経過と症状の関係
  • コンタクト、メガネ(利用中のもの)
  • 最後に眼の検査を実施した日付
  • 他の病気
  • 薬やサプリメントの服用
  • 実施すると症状が和らぐもの、方法
  • 普段の運動の有無
  • 他の病院での往診の有無
  • など


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