眼精疲労対策マッサージとは
眼精疲労対策に効果が高いのは、目のマッサージです。眼精疲労の原因がドライアイの場合を除き、 マッサージは効果があります。
理由は、眼精疲労の原因は、目の筋肉の硬直とそれに伴う血流の悪化だからです。
眼精疲労対策マッサージは、体のストレッチと同じで、 固まった筋肉を伸ばすことで目の筋肉のコリをほぐし、血流を改善します。
ここでは、眼精疲労対策の方法として、マッサージの種類とその方法について、 紹介しています。 眼精疲労対策の他の方法については、 眼精疲労対策一覧をご参照下さい。
眼精疲労マッサージ
眼精疲労を緩和するマッサージには、手を使って目とその周りの筋肉のコリをほぐす方法と、 目や瞳孔を動かすことで目の筋肉のコリをほぐす方法があります。眼精疲労マッサージ一覧
■目自体を動かすマッサージ
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■その他のマッサージ
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ぎゅっと目をつむる
目をぎゅっと閉じ、開くことは目の筋肉をストレッチする最も簡単で効果のある方法です。やり方は目を3~5秒ぎゅっと閉じ、3~5秒大きく開けるだけです。 これを数回繰り返すと、凝り固まっていた目の筋肉が伸び、眼精疲労を緩和してくれます。
遠くを見る
眼精疲労対策20-20-20ルールでご紹介したように、 遠くを見ることはそれだけで目の筋肉を弛緩させ、眼精疲労に効果があります。アメリカ検眼協会(AOA)では、「遠く」の基準を20フィート(約600m)としていますが、 遠ければ遠いほど毛様体筋がリラックスできますので、見える範囲でなるべく遠くを見ることがおすすめです。
やり方は、20分間隔で20秒以上ただ遠くを見るだけです。
目のストレッチ
目の筋肉もストレッチによって引っ張り、伸ばすことで、 可動域を広め、柔軟性を増し、コリをほぐすことができます。また、ストレッチにより、筋肉がほぐれ血流が良くなり、眼精疲労を軽減してくれます。
ストレッチのやり方は、 目を時計回り(反時計周りでも可)に、上、右上、右、右下、下、左下、左、左上と各3~5秒程度静止させ、 目を転がしてゆくだけです。
体のストレッチ同様、しっかりと伸びた状態で、停止させることがポイントです。
近くと遠くを交互に見る
目の筋肉を意図的に大きく動かすことで眼精疲労を軽減してくれる方法です。腕を伸ばして指を立て、その指となるべく遠くを交互に見ます。 見る時間はおのおの3秒程度で、これを10回程度繰り返すと、目の筋肉がほぐれます。
パーミング
眼精疲労対策パーミングとは、アメリカの眼科医ベイツによって1891年に提唱された、 目の負担(眼精疲労)の減少、リラックス、視力向上を目的した手法です。彼の主張にはいくつかの間違いもあったものの、眼球運動やパーミングなど、 今日でも眼精疲労対策として継承される手法がいくつか存在します。
パーミングの手順
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温湿布マッサージ
温湿布の作り方は様々ですが、 最も簡単な温湿布の作り方は、濡れたタオルを電子レンジで1~2分程度温めるだけです。
この目の温湿布は眼精疲労だけでなく、脳疲労回復や身体疲労回復など、様々な効果があり、 一度試すとやみつきになる人が多いようです。
ただし目の周りの皮膚は他の皮膚と比較すると非常に薄いため、 熱すぎないよう注意が必要です。
アイマッサージ
目の周りのマッサージの方法はリンパマッサージやカッサマッサージなど様々な方法がありますが、 ご自身の好きな方法で問題ありません。ポイントはマッサージの前にしっかりとクリームを塗りお肌を守って上げることと、 血流が阻害されるこめかみ・眉間、老廃物を排出するリンパ節がある目尻にかけて、 血液・リンパをしっかりと流してあげることです。
アイマッサージ
目頭から目の下を通って、目尻へ10回マッサージ | 目頭から目の上を通って目尻へ10回マッサージ | 眉間~目頭にかけて、老廃物がたまりやすいため、 上下に10回マッサージ | 目尻、目の下、目頭、目の上、目尻と目の周りを1周するように、10回マッサージ |
普段から運動を
日頃から運動をして体を動かし、全身の血流をよくしておくと、 全身の血流が良くなるため、眼精疲労症状を緩和したり、予防することができます。眼精疲労対策マッサージ 先頭へ |
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